理事長 清家 義幸

    ごあいさつ

    平素は、当金庫業務に格別のご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。


    ここに謹んで第94期決算と業況の概要について、ご報告申し上げます。


     最近のわが国経済は、政府が推進する経済政策の効果に加え、海外経済の緩やかな回復等を背景に、大企業を中心に業況は明るさを増してきております。


     一方、地域経済の担い手である中小企業におきましては、水面下で足踏みを続けていた業況に改善の兆しが見られるものの、いまだ本格的な回復には至っておらず、経営者の高齢化、後継者問題、さらには人手不足が深刻化するなど、多くの経営課題に直面しております。


     信用金庫の収益環境は、地域の人口や中小企業数の減少に歯止めがかからないことに加え、マイナス金利政策が継続される中で、他金融機関との競合が激化しており、預貸金利ざやが縮小し、本業による収益の確保が困難となっているほか、運用利回りも低水準のまま推移するなど、かつてない厳しい状況が続いております。


     このような情勢のもと、信用金庫は、地域やお客様が抱える課題と真摯に向き合い、金融仲介機能のさらなる発揮に努め、地域経済・社会を支えていかなければならないと考えております。

    このような経済環境の下ではございましたが、地域社会の要望に応えるべき事業方針に則った営業活動を役職員一同鋭意努力した結果、期末残高は預金1,068億円、貸出金691億円となり、預金は前年度比で304百万円の増加に、また貸出金についても前年度比493百万円の増加となりました。


     一方、収益面につきましては、今期も多額の不良債権を処理しましたが、経常利益は323百万円で対前期比44百万円の増益に、また、当期利益につきましては209百万円となり対前期比で26百万円の増加となりました。

    自己資本比率は、貸出金が増加したことにより対前期比0.21ポイント減少の10.16%、不良債権比率は対前期比0.03ポイント増加の3.51%となりました。

    過去長い間、不良債権の処理で苦労してまいりましたが、今後とも健全経営に努めてまいります。

    全国の地方が疲弊する中、5年後10年後の南予地方の著しい経済の発展は望むべくもなく、今後とも少子高齢化による人口減少に苦しめられることは必至と思われます。

    こうした状況ではありますが、我々地域金融機関の強みを生かして、これまで以上にこの地域に貢献することで生き残れると確信しております。


     今後とも当金庫は、「地域の繁栄なくして、金庫の発展はない」という理念のもと、役職員一丸となって努力してまいりますので、より一層のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。


    理事長 清家 義幸

金庫案内

    概要

  1. 本店所在地
    〒798-0041
    愛媛県宇和島市本町追手2丁目8番21号
    TEL 0895-23-7000(代)
  2. 創立
    大正11年5月3日
  3. 理事長
    清家 義幸(せいけ よしゆき)
  4. 役職員数
    123名
  5. 店舗数
    10店舗
  6. 店外キャッシュコーナー
    12ヶ所(ATM 9・CD 3)
  7. 平成30年6月18日現在

  8. 預金
    106,889百万円
  9. 貸出金
    69,188百万円
  10. 出資金
    350百万円
  11. 自己資本比率
    10.16%
  12. 会員数
    6,820名
  13. 平成30年3月31日現在

    事業内容

    預金業務、融資業務、内国為替業務、各種代理業務、各種公金取扱業務、公共債の引受、貸金庫業務、有価証券の貸付、国債の窓口販売、債務の保証、保険の窓口販売等

    宇和島信用金庫